「かこさんは、もっと自己中でいいんですよー」
「もっと、自分を主張していいんですよー」
女友だちによく言われる言葉。
「これからは、一番自分らしさが伝わるようにしてくださいね」
最近、とある人に言われた言葉。
例えば、遊びなれた大人のように見せる必要もないし、
強い女性に見せる必要もない。
もっと自分を信頼して、一番私らしい私を纏って生きていく…
そういうことらしい。
私は大学の頃、よく、「かあこは誰かそばにいないとダメ」と言われた。
そう言われるのがとても嫌だった私は、
以来、強くなろう、一人で大丈夫だもん、と思い続けて来た。
強くあろうとしてきた。
結婚して甘えられる人ができたけれど、結局は離婚した。
甘えられなくなっていた…
今、私はそうして、頑張って強くあろうとすることに、
疲れてしまったのかもしれない。
そして、そうこうしているうちに、
要らぬ空気を読んで、言葉を飲み込む癖がついてしまった…
物分りのいい女を演じるつもりはなかったけれど、
結局は言葉を飲み込んで、そうなっていたのかもしれない…
年令的にすっかりいい大人になって、
ようやく、強くあろうと頑張る気持ちを手放したくなった。
私はもう、もっとナチュラルに存在してもいいのかなって。
いろんな仮面や鎧を、外したくなったのかもしれない。
そして、それと同時に,
押し込めて来た想いも、解放してあげたくなった。
今日はいい青空だなぁ…
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