時代劇映画「蠢動-しゅんどう-」公式サイト はこちらから。
昨日、有楽町スバル座で、映画「蠢動-しゅんどう-」を観てきました。
三上康雄監督の本格時代劇映画ということで、主演は平岳大さん。
若林豪さん、目黒祐樹さん、中原丈雄さん、栗塚旭さんといった
ベテランの方々が脇を固め、
脇崎智史さん、さとう珠緒さんらが出演されています。
小さな頃は、よく親と一緒に
いろいろな時代劇をテレビで観ていたけれど、
大人になってからは、時代劇から遠ざかっていました。
最近、またちょこちょこ、テレビで観るようにはなったけれど。
大好きな俳優さん、平岳大さんが出演されていたので、
今回初めて、映画館で時代劇を観ました。
やはり映画館で観ると、迫力が全然違いますね。
「蠢動-しゅんどう-」は音楽はなく、和太鼓のみ。
そして季節は冬、ほとんどが雪の中であり、
屋敷の中でのシーンでも白く吐く息が見えたり、
雪を踏みしめる音がとてもリアルだったり…
観ていて兎に角寒そう!と思ったのですが、
それがまた、しーんとした張り詰めた空気感を
感じさせるのだろうなあと思いました。
藩のためとはいえ、なぜこうなってしまうのか…
先日観たばかりの舞台「紙屋悦子の青春」とも相まって、
いつしか、戦うって何だろう、
自分を犠牲にしてまで戦うとは何なのだろう…
などと考えながら観ていました。
熱血漢で真っ直ぐすぎる脇坂智史さん演じる香川廣樹、
そして可愛がっていた彼を殺さなければならなくなった、
平岳大さん演じる剣術師範の原田大八郎。
それぞれの苦悩、哀しみ、決意が切なかった。。。
脇坂さんの雪の中を走る速さに凄いなあと思い、
平さんの雪の中を走る姿に美しいなあと思い、
雪原での殺陣のシーンでは、思わず息を止めて観てしまいました。
それから平さんファンなので、ひとこと(笑)
雪の中を歩いている時の、
平さんを下のアングルから撮った表情がとてもよかったなぁ。
決意を込めた表情が、とても美しいなぁと思いました。
そして、武士としての立ち居振る舞いも、
やはり美しいなぁと思いました。
観た時間帯にもよると思うけれど、おじさま率95%くらいかな?
これも初めての経験でした(笑)
【追記】
あ、そうだ!
松竹株式会社により、海外配給されることが決定したそう。
海外でのタイトルは『BUSHIDOU』とのことです。